■現在の課題
a)オクターブ比全指孔2.0を実現するための定式
b)吹くのに力がいるようで吹きづらい。吹き心地改善
b)の吹くのに力が要る件でヒントを見つけました。吹くのに力が要ると思う比較対象はリシ笛なのですが、
リシ笛をよく見てみると管内壁に細かい溝があるのです。リシさんに確認したところ、溝は天然で竹によっては
溝が入っている場合があるとのことでした。
リシ笛管内壁の溝

この溝について調べたところ、流体力学ではリブレットと呼ばれていて流体(この場合空気)が物体表面(この場合
管内壁)から離れにくくすることで、乱流になりにくくする効果があるようです。10%程度の抵抗軽減効果があるようで、
タイヤ・水着・船体や航空機表面で使われているようです。
竹主喜が作っている竹にはそのような溝はありません。それならということで、100円ショップのロングドライバーの
先に三角ヤスリをとりつけて管内壁にたぬ笛にリブレット加工を行うツールをつくりました。
管尻付近は普通の三角ヤスリを使います。

リブレット加工した、たぬ笛の管内壁

※加減が分からなかったので壁の一部(12時の方向)が欠けてしまいました…(x x)。
主観では明らかに吹きやすくなって音が大きくなっています。
いつも利用している尺八チューナは音量も測れるのでリブレット加工前と加工後を比較しました。
音量は変動が激しいので明らかに見える形になりませんでしたが、通常50〜55dbぐらいの音が55〜60dbに
なっているように感じました。
2004/07/03更新
その後リブレット加工を数本行いましたが、どうもリブレット加工による効果を実感できません。
結局管内壁の磨きが足りていなかっただけのような気がします。
管内壁磨き用の棒やすりを作ったのでリブレット加工は停止します。
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