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2005.01.20

リシさんにたぬ笛を見てもらいました

G-20050110-1をリシさんに見てもらいました。詳細なレポートをしていただきありがとうございます。

○節、歌口と指孔の仕上げ加工
 しばらく使っても竹の皮がはがれないように磨いた方がよい
 また歌口と指孔をなめらかにすることで音のかすれが取れ安定する
 はんだゴテで焼いた時に真円でなくなってしまっているようです。

 仕上げが足りないのは感じていました。理由まで教えてもらいありがとうございます。すぐにでも作りたいぐらい…

○音の合わせ方
 オクターブ比は管尻で2.02〜2.05、歌口側(全開音)で1.92〜1.97なので乙音か甲音のどちらかが合いません。
管尻側は甲音に合わせていますが、全開音は甲音は低く、乙音は高く中間ぐらいになるように合わせています。
ただし同じ式で作っても竹によって乙・甲音の中間になる場合と乙音が0cでその分甲音のずれが大きくなる場合があるようです。乙音の調律を重視した方が全開乙音から全閉甲音へ音が動いた時にスムーズになるかもしれません。これは試してみたいと思います。

 あと竹林が減っている話も聞かせてもらいました。
 森林面積日本1の高知でも女竹は減っているそうで、竹主喜の家の近くでもたけのこが採れる真竹や孟宗竹でも手入れがされず竹藪と化している場合が多いです。それらは宅地化されたりしてここ数年でも伐採されなくなっているようです。竹林として維持することがいかに大変かはカオンさんの天然音楽浴を見てもよく分かりますが、里山の維持が問題になっているのを初めて身近に感じました。

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コメント

お〜、リシさん直伝ですね〜。
リシ笛に比べて指穴の周りが滑らかではないなぁ・・・とは思っていましたが、
音にまで影響するとはねぇ。
これでますますパワーアップのたぬ笛ですね。

そうそう、木管ピッコロのチューニングのHPを見ていたら、指穴の内側も滑らかにするとレスポンスが良くなるなどと書いてありました。
色々と奥が深いのですね。
笛作りの道も面白そうですねぇ。興味津々!!

投稿: まさ | 2005.01.20 14:14

まさどんへ
 書き込みありがとうございます。
 たぬ笛も指孔内側を歌口、管尻側共に削っていますが、指孔ははんだゴテで焼いた後の仕上げがありませんでした。

■レスポンスと指孔
http://tanufue.cocolog-nifty.com/tanuki/2004/09/post.html

投稿: 竹主喜 | 2005.01.20 14:34

本日の「かのうや」稽古、『Happy Happi!』で“たぬ笛”使わせて頂きました。G-20050116-2(C+1cです。やっぱり前に頂いたのより筒音がスッと出ます。そして音に「伸び」があります!ので『Happy Happi!』はこれからコレで行こうと思ってます。篠笛の8本調子(C調)は何年経っても、筒音がスッとは出ないのですよ。ずっと自分の技術のなさゆえと思っていたのです(まぁ、それもあるとは思いますが)出始めてしまえば出るには出るんですが…。日進月歩の『たぬ笛』の比ではないと思いました。明日は『保護司さんの新年会』でホールで演奏して来ます!

投稿: B-MAD | 2005.01.20 20:51

B-MADさんありがとうございます。
データを見ると以前C管を進呈したのは20040927-1のようです。あの後スペクトル分析を始め、節こぶの秘密を笛に実装しました。それをかのうやの顔の『HappyHappi!』に使っていただけるとはありがたい限りです。演奏に負けないように笛づくり修行も頑張ります。

投稿: 竹主喜 | 2005.01.20 22:59

ぼくのバーンスリーを、たろうさんに見てもらったときのことです。
ちょっと吹いて、「唄口にバリがあって、高音が出にくいようです。あとで持ってきてください。」と云って、演奏後に手直ししていただきました。
やり方は、細かい紙やすりを鉛筆くらいの径に丸めたもので、唄口の内側を軽く削るというものでした。
新品の笛では、よくあることなんだそうです。
微妙ですねえ。(^^)

投稿: hiraoka | 2005.01.20 23:09

hiraokaさんいらっしゃい
バーンスリーでは演奏者が手を加えるのですね。しかしあの太郎先生が手で目の細かい紙ヤスリだけで調整しているのですね。あんまりヤスリでがりがりやすりぎないように少しづつ様子を見ます。教えていただきありがとうございます。

投稿: 竹主喜 | 2005.01.20 23:24

> 森林面積日本1の高知でも女竹は減っているそうで、竹主喜の家の近くでもたけのこが採れる真竹や孟宗竹でも手入れがされず竹藪と化している場合が多いです。

 昨日の朝日新聞夕刊の民族音楽の楽器 バーンスリー編の記事の
中で
 「 ・材料となる,節間が長く太さの均一な竹は,インド,
  ネパール,インドネシアのバリ島と,日本の高知県にしか
  ないもの 」
 とありました。 インドラ・グルンさんが演奏者として紹介されてました
のでリシさんのことも頭にあったのかもしれませんね。

投稿: そーれー | 2005.01.21 21:25

日本では高知県だけとあるのはきっとそうですね。インドラ・グルンさんもいつかお会いしたいですね。

投稿: 竹主喜 | 2005.01.21 21:41

お約束通り(^^;)今日の2005年初演奏の“Happy Happi!”は、たぬ笛でやらせて頂きました!マイクの音量が大きかったのもありますが、とても「のびのある音色」でした。明後日のそーれーサンの千葉演奏でも、コレで行きます!G管は早速wakaba親分が練習するから、と持って帰りました。もう少し吹きたかったんですが一人で2本は吹けないので…。カオンさんが『リシ笛奏者』なので私は『たぬ笛奏者』を目指そうかな?技量不足ではありますが。

投稿: B-MAD | 2005.01.21 22:45

B-MADさん♪うれしい!!
もうぜひ聞きたいところです。しかし24(日)は篠笛の会がある…。後の楽しみにとっておきます。

投稿: 竹主喜 | 2005.01.21 23:40

 23日(日)はB-MADさんのマイ ファースト ポケ八@しかも魔笛! の日でもあります。(^^)\

投稿: そーれー | 2005.01.22 00:03

すみません。24(日)ではなく23(日)の書き間違いでした。

投稿: 竹主喜 | 2005.01.22 00:33

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