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2004.11.13

そーれーさん作7孔G管

本日待望のそーれーさん作の7孔G管が届きました。こころを込めた丁寧につくられた笛でした。誠にありがとうございます。早速感想とお許しを得て分析をしました。

G-sourei-20041113.jpg

○型番:そーれーさん作7孔G管(G+6c/22℃/女竹-1節/内径18.0mm/オクターブ比1.91-2.03)
 塗りのリシ笛7孔(篠笛の7孔ではなく、1・2孔の間にもう1孔空いている)は初めてです。
 内径が18mmもあるのに大甲音のファまで楽にでます。調律は甲音に合わせていらっしゃるようで1-3孔が-15cですが4-6孔は0cで、乙音は高めですが総じて正確です。

G-sourei-20041113-head.jpg つくりはかなり細かくきれいです。管頭の節はきれに落としてあります。また歌口は小指でさわるとかすかにもりあがっています。「歌口の形」にあった通り0.08mmのふくらみでしょうか。
G-sourei-20041113-yubiana.jpg 指孔もまわりもけずってありそーれーさんの性格のようにゆびざわりがよいです

 吹いてみた感想はふきやすく、塗りのためか高音が多い曲が合うようです。竹主喜は高い音の曲はラピュタの曲(君をのせて)と低い音の曲はアメージンググレースでいつも試しています。君をのせてはかなりよかったです。アメージンググレースは音色が硬い感想を持ちました。

 そこで音色の分析・スペクトラム分析です。

spectrum-G-sourei-low.gif ○筒音()のスペクトル分析

 筒音の低い()音は確かに1/fの比例からずれているようです。ただし倍音列はきれいにでています。


spectrum-G-sourei-high.gif ○甲音の最も低い音(6)のスペクトル分析

 そしてやはり甲音(6)の最も低い音は1/fになっています。塗りのため甲音がきれいにでているのでしょうか?

 また歌口のふくらみは効いているように感じます。この後で分析しますが、歌口の深さが深すぎず浅すぎずになっているようです。ほんとによい笛をありがとうございました。



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コメント

 そーれーです。拙作の分析ありがとうございます。私もはやいとこFFTアナライズソフトを買いたいと痛切に思うようになりました。

 歌口:一度塗った後に例の0.08m/mの記事を読みましたもので一度落として(仕上げも汚かったんです)塗り直しました。2度塗で一度目のあと細かい紙ヤスリで整えて2回目は表面張力を意識して堅めで塗りました。もちろん厚さは測れてません。塗る前、塗り直す前よりいい感じかなと思いました。リシ笛・たぬ笛に見る歌口断面の平面加工は重要だと感じました。

 指孔まわり:これは素人の偶然の産物で、私は指孔の内側を塗ってますがこれがはみ出したときに削り落とすのと、最後に外側を細かい紙ヤスリで仕上げるときに指孔が引っかかって穴まわりがいい感じに落ちるようです。押さえた感じが指の腹にフィットするので気に入ってます。内側のカシューの色と外の竹の皮の色との間に竹の内部の模様が見えてこれもちょっと綺麗に見えまして。。。

 音程:音に関しては低音、高音のバランスが今ひとつと思います。カシューで少し変わったようですが怖いので塗装後は指孔はいじりませんでした。

 こんどは少し細めの竹でもう一度G管7孔挑戦です。高域がどう変わるか楽しみです。
 竹主喜様 ありがとうございました。

投稿: そーれー | 2004.11.13 18:35

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