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2004.10.09

笛作りの輪

たぬ笛のサイトを見た方からメールをいただきました。お誉めの言葉をいただきうれしい限りです。
以下のサイトのオーナーの方で民俗学の本格的な研究といってもよいサイトでした。

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件名:素晴らしいサイトですね

 本日、篠笛製作のサイトを検索して、貴ホームページを見つけました。
非常に深い内容なので、まだ全部を読んだわけではありませんが、
その素晴らしさに思わずメールしてしまいました。
 このサイトを公開して頂いたことは、笛作りをしている人、これから
試みたい人にとって、非常に有益なものです。深く感謝いたします。
 私も何本か製作しましたが、なかなか奥が深く難しいものです。
貴重な情報ありがとうございます。

中島貞夫
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「高水山の獅子舞 その伝来と変容」 
http://homepage3.nifty.com/takamizusan-sisimai/

その中に「篠笛を自作する」ページも詳しく載っています。
http://homepage3.nifty.com/takamizusan-sisimai/sinobue.html

自作笛の交換をお願いしました。お返事が楽しみです。

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コメント

 どうもです。さっそく「篠笛を自作する」を見せていただきました。
いやーどなたも凄いです。で、またこういう情報がすぐ見られるインター
ネットってつくづく便利だと思います。昔なら口コミで知り手紙を書き
訪ねて交流するという手順でしょうか。

 ひとつ疑問(というか私が笛の常識を知らないだけなのですが)が
ありまして、これは私が行った「目白」の篠笛手作り講座でも聞き
損ねたことなんです。なんで歌口側を塞ぐのは柔らかい材料を(私の
時はコルク、ここではわざわざ言及してバルサ材)使ってらっしゃる
かということです。内部はカシューを塗って、より剛壁に近い状態を
作るのに。私はコルクの部分もカシューを塗ってしまいましたが、しの
笛としては塗らない方が良かったでしょうか?

 実は今、G管を作っている途中なのですが目白で買った竹がサイズで
選んだため節が逆側(細くなる方)についてまして、ちょっと試したい
こともあって節を切ってその節を歌口側に貼って使いたいと思って
ました。その際切った節の裏側の平面を管内側に使えば閉端面が剛平面
となっていいかなと思ってたのですが。。。。

 

投稿: そーれー | 2004.10.09 20:30

そーれーさん はじめまして
歌口側を柔らかい素材で塞ぐ理由ですが、私の考えでは堅く弾力性
のない素材を使うと、栓をしたとき笛が割れてしまう恐れがある
からだと思います。また、堅い素材だと竹の断面の形に長時間かけ
て削ったつもりでも、微妙に管頭とその少し内側の形や太さが違い
ピッタリ栓をすることが難しいと思います。(あらかじめ、
栓をする深さまで同じ太さになるよう削ったりしておきますが、そ
れでも完璧に同じ太さの円形にするのは難しいと思います。)
 弾力性がある素材なら、この辺の太さの違いを多少吸収出来るし
、接着剤をつけてある程度の力で栓を押し込んだときの割れを防ぐ
ことが出来るからだと思います。
 また、コルク等の断面ですが漆で塗っておいた方が良いと思いま
す。市販のお囃子用の篠笛もたいてい漆(カシュー漆等)で塗って
あるようです。
自分の知っている獅子舞では、笛を吹き始める前に水や日本酒を歌
口から通して演奏を始める人もたくさんいます。響きが良くなるの
かも知れませんが、何も塗っていないと長い間に、笛が傷むので管
内や歌口・指穴を漆で塗ってある方が安心だと思います。
 あと余談ですが、作り方や構造から考えて、音の響きや音律の確
かさでは一般的な篠笛よりも恐らく竹主喜さんの笛やリシさんの笛
が最高だと思います。

投稿: 中島貞夫 | 2004.10.10 00:38

中島さんへ

 栓をする場合はは柔らかい素材でないと機密性が保てない
とはおっしる通りですね。言葉にできていませんでした。

 たぬ笛の調律式は節から歌口や指孔までの距離ですから、
笛を節止めにしても栓にしても調律を得られます。実際栓の方
が調律を得やすいことは確かです。
 節から歌口の距離と歌口の大きさでオクターブ比が決まりま
すが、これを栓の位置を動かしながら調節できるのですから。

 竹主喜は最初の頃、栓を使わず、管頭の部分に木工チップ
粘土(紙粘土と同じ素材だが、木のチップが入っていて固まる
と木になる粘土)を詰めて調整しました。
 筒音のオクターブ比を2.0にするならこの方法で完全に調節
できるのですが、管頭の空間が大きくなると0の音のオクターブ
比が1.90以下になってしまうので笛全体の性能が下がると感
じています。

 篠笛は節から歌口端まで1-2mmです。たぬ笛でこの距離で
は吹きにくいこととこの距離は歌口や指孔の位置ほど敏感で
はなく5mm単位ぐらいで影響がでるようなので、14mm-29mm
にしています。これは節からの距離20mm-35mmから歌口
半径6mmを弾いた距離です。最近は20mm(14mm)が性能が
よい気がしています。

投稿: 竹主喜 | 2004.10.10 09:56

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