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2004.09.12

オクターブ比と内径の変化

「Ren's room ケーナ工房」で解説されていたオクターブ比と内径の変化を試してみました。
ケーナでは「竹が反っている場合」「先細りになっている場合」「二つが合わさっている場合」にオクターブ比がずれやすいとのこと。分析されている通り、管が細くなると流体は速度が速くなります。圧力が大きい=速度が大きい=高い音ほど影響を受けやすいとするとオクターブ比が2.0以上になるはずです。
対応として指孔と180度逆側の管尻側を削って管を太くするというもの。理にかなっています。

早速試してみました。最初は40番の紙ヤスリをつけた棒で削りましたが変化なし
グラインダで届く範囲を削ってみましたが変化なし
1本つぶすつもりで、彫刻刀の丸刀で竹の内側を削りましたがやはり効果なし

尺八も前に向かって曲がっていますし、尺八の内径は管尻が太くなっています。
しかし曲がっていたり管尻が太くなっている横笛は見たことありません。縦笛系で効果あるが横笛では効果ないのでしょうか…。

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コメント

>縦笛系で効果あるが横笛では効果ないのでしょうか…。

僕が思うに、横笛は空気が管内を渦を巻くように流れるため、縦笛のようにストレートに息が流れる場合よりも管内の内径やそりに影響しないのではないかと思います。
ということは、レスポンスについてもケーナとは90度違った方向の穴の裏側を削っても効果があるかもしれませんね。

投稿: れん | 2004.11.12 01:17

>レスポンスについてもケーナとは90度違った方向の穴の裏側を削っても…
なるほど孔裏の面取りは軸方向だけではなく、軸と90度方向も効果があるのではないかと。次につくる時にためしてみます。

『楽器の音響学』と歌口の形 http://tanufue.cocolog-nifty.com/tanuki/2004/11/post_4.html
で音響物理の先生が歌口は管中心に向かって孔が広がるように「拡度」を17°ほどつけるとよいとありました。歌口だけではなく指孔も同様にしてみます。

投稿: 竹主喜 | 2004.11.12 10:50

 そーれーと申します。横から失礼いたします。

 >レスポンスについてもケーナとは90度違った方向の穴の裏側を削っても…
 >なるほど孔裏の面取りは軸方向だけではなく、軸と90度方向も効果があるのではないかと。
 この件 以前から気になっておりました。息の流れが初期の位置(歌口近く)では螺旋を描いて端部(指孔のどのあたりからか)で直線になるのではとは考えておりました。直線のスリットではなく銃身の旋状痕みたいな螺旋の溝はどうかな?と ここかどこかで書き込んだような覚えがあります。
 蘭情さんの言葉にも内部構造は単に断面だけでは無いような含みがあるように思われます。 
 次の笛ではこれまで思ってた、一度指孔まで開けて調整した笛を割って中の断面をいじってみようかなと思ってます。まともな笛も出来ないうちに何やろうというんだと思ってましたが、本職の皆さんもいろいろやってらっしゃるようなものを読んでしまいましたので、素人の怖いもん知らずでやってみます。
 はやいとこFFTソフトを入手して変更の度の違いを確認してみたいものです。 失礼しました。
 
 

投稿: そーれー | 2004.11.12 12:11

そーれーさんへ
やりたいこと、これをやれば…と思うことがどんどん増えますよね。内径の変化については一つアイディアがあるのですが工具がなくてまだ実現できていません。
竹主喜は次は歌口の厚さと拡度、次が竹の乾燥についてやりたいと思っています。わかったことは今後もどんどんアップします。
そーれーさんもわかったことがあればぜひ教えてくださいね。

投稿: 竹主喜 | 2004.11.12 12:52

 たびたび どうもです。 調子に乗ってふらふらと

 1.どなたかサーモグラフお持ちではありませんか?
   透明の横笛、縦笛、尺八を作って息の流れをサーモグラフで観察。
   筒音以外の指孔からの音の出方も興味有り。特にオクターブでの違い。
   蘭情さんの息の流れの話を実検。

 2.どなたか胃カメラお持ちではありませんか?
   管内の調査及び調整。胃の組織を取るハサミみたいなやつを耳掻き状のナイフに取り替えて。。。
   懐かしアニメ「親指トム」のちびっ子光線もあり。私がちっちゃくなって
  管の中をメジャーとヤスリ持ってゴリゴリゴリゴリ。。

 3.どなたか振動ピックアップは?(これはありそうですね)
   竹の各所の振動モードを、息の強さ、出す音の周波数毎に調査。

 4.レントゲンも。。
   竹内部の細かな寸法・形状を観察。

 とかですか。。(失礼しました)

投稿: そーれー | 2004.11.12 15:35

そーれさんへ
測定器具はどれもプロ用でめちゃ高いですが、コンピュータが安くなって個人でも手が届くものがでてきました。FFTアナライズソフトもそうですね。
ふふふ、これは週末か来週末に詳細アップしますが、竹主喜は水分計を買いました。竹の乾燥度が分かります。やはり今使っている竹は乾燥が足りないようでした。その度合いを数値にできるので、油抜き等で使える状態になるかどうか比較をする予定です。
サーモグラフはビデオカメラと組み合わせて映像分析する方法があるようですが竹主喜はビデオカメラも持っていないのでちょっと投資が大きすぎますね。

投稿: 竹主喜 | 2004.11.12 15:52

 そーれーです。 

 >ふふふ、これは週末か来週末に詳細アップしますが、竹主喜は水分計を買いました。
 まさに ふふふですね。いつもながら恐れ入ります。 栃木の小谷さんは
 「穴あけボール盤を買ってしまいました、作業場がないので
自室に入れました、とたんに油臭く 町工場に変身しました。」
そうです。日増しに濃くなっていくリシ笛周辺♪♪♪♪♪♪♪♪♪
 
 映像製作関係の友人が何人かおりますのを思い出しました。4,5年前のさっぽろびーるのCMで超スロー撮影を(卓球やってましたね)やったプロダクションだったと思います。空気の流れくらい見せてくれるかもしれないです。

 両端開口の笛の話のついでではないですが 今日は「目白」で尺八初心者教室に行ってまいります。
 以前から尺八風の音が竹の横笛で出ないか考えておりましたが、一昨日のこと、以前失敗した笛の歌口を切り飛ばしてケーナ風の口に変えてみたら あ~らビックリ、それっぽい音ではありませんか。
 やはり倍音構造(偶数倍の横笛と奇数倍の縦笛)の違いか?、歌口の形状か?、それとも昨日のれん様の書き込みにある空気の流れの違いが影響するのか、他にあるのか、全部なのか凄く気になってきました。
 とりあえず尺八も吹いてみようと思って目白のHPを久しぶりに訪ねたら、タイムリーにも今日開催でした。 
 ついでに管内寸法の測り方なども聞いてきます。 

投稿: そーれー | 2004.11.13 04:08

そーれーさんの熱心さには頭が下がります。刺激があってこそ動きが加速します。大きく言うと自作楽器作りが一つのムーブメントになりそうな予感までします。本当にありがとうございます。

目白で管内寸法のはかり方など分かれば教えてくださいね。

P.S. コメントになぜか同じ記事が2回投稿されていたので、1件削除しておきました。

投稿: 竹主喜 | 2004.11.13 09:38

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