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2004.09.25

K5-20040925-1
K5-20040925-2

K5-20040925.jpg

○型番:K5-20040925-1(風音五本調子/30℃/女竹-1節/内径12.3mm/節歌口20mm/オクターブ比1.96〜2.05)
 どこまで細めにできるか挑戦してみました。やはり音が小さい。しかしこれだけ細くても3オクターブ目の最も高い音が出ないのは竹主喜の吹き方の問題か作りに問題があるのか…

○型番:K5-20040925-2(風音五本調子/29℃/女竹-1節/内径15.0mm/節歌口20mm/オクターブ比1.93〜2.04)
 中ぐらい。ほぼ安定して10c以内に作れるようになりました。

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コメント

 たぬ様 皆さん こんにちわ

 自分も笛を作り出してからいくつか疑問に思うことがあります。
 どなたか検討しておられる方いらっしゃいましたら教えていただき
対です。

 ・歌口
  尺八のような高音のキリッとたつ音を求めておりますもので、
 歌口の形、エッジの鋭さ、材質についてあれこれ考えております。

  まず 丸い形以外のものは考えられないものでしょうか?
  息の当たる部分だけ竹の繊維と並行な直線ではつくれないもの
 でしょうか?

  エッジの鋭さも形と無縁ではないでしょうが尺八の歌口並に
 尖らす、あるいはいっそ尺八と同じく竹以外の堅い材質のものを
 埋め込みエッジを出す。いかがなものでしょう。

 ・節の形状、容積

  歌口の脇の節の内側のことですが、篠笛など節を使わないものでは
 コルク、紙等を詰めて竹の繊維に対して垂直な平面を形成します。
  節のままの場合不連続な面、凹型の局面が出来ます。建築材料の
 吸音率を測定する際の「音響管法」では節の内面にあたる材料の切り
 出し方、接着の仕方で大きな差が生じます。笛の場合でも全く無関係
 とは思えません。
  龍笛を吹いておりました祖父は歌口から管頭側に蝋を流し込み
 微妙な調整をしておりました。何のためのどういう調整かは聞かずに
 いたまま亡くなりましたので不明ですが。
  ティンホイッスルでは、積極的にホイッスルの内側の空洞は
 蝋で埋めなさいと教えるHPもあります。
  流動体(この場合空気)に対してどのくらいの堅さであれば
 「剛」といえるかは相対的な関係がありますし、楽器の場合 反射・
 伝達する材質は「剛」である必要があるかどうか分かりません。
 むしろある程度吸音力・位相差を出すようなものがよいのかも
 しれません。
  竹で続ける前に、塩ビ管で基準化した笛を作り、節の位置を調整
 できるようなもので検討してみようかと思います。
  歌口の形状も加工しやすいでしょうし。
  
  そこまでやったら最初から尺八にしたら?といわれたことが
 ありますがそんなもんではない、と私は思いますもんで。
  

投稿: | 2004.09.29 13:00

そーれーさんこんにちわ

 竹主喜の今の考えを書かせていただきます。

○歌口の形
 節に対して直線は角ができるのでよくないでしょうが、歌口を楕円にしてより曲線の弧を長くできると思っています。何度か楕円にしてみましたが、まだ竹主喜は違いを明確に感じられなかったので将来の課題です

○歌口の材質とエッジ
 横笛の管内形状調整には尺八のように中継ぎができるとよいのですが、尺八のような竹の厚さがないので検討して無理だと結論しました。尺八のように歌口に水牛の角を埋め込むことも同様に無理だと思っています。
 ただ歌口の断面が鏡面加工で堅くエッジが立っている方が吹きやすくなります。竹主喜ははんだゴテで歌口を焼いています。ケーナでは瞬間接着剤を歌口表面に塗ったりする場合もあるようです。

○歌口の大きさと節からの距離
 リシ笛のサイトにも解説があった通り、オクターブ比を2.0にするには歌口の大きさと節の大きさがパラメータになります。節から同じ位置なら歌口が大きいほど、歌口の大きさが同じなら節から遠いほどオクターブ比は下がるようです。
 ただし節からの距離が大きくなると筒音のオクターブ比は同じでも、0の音(前開放)のオクターブ比がより下がるため横笛の性能は下がるといえます。
 篠笛の節詰から歌口端までは数mmです。竹主喜は歌口中心まで現在20mm~35mmで試しています。
 篠笛のように節を切って蜜蝋や紙で節を詰める場合オクターブ比の調整がしやすいと思います。

○節の形状
 フルートの場合は管頭は円錐になっていてその形状が音色を決めるそうです。竹の笛の1本ずつ違うおもしろさはこの節の自然の作りによると思います。オクターブ比の調整のしやすさよりも竹の自然な節をつかった方がおもしろいと思っています。

○剛性と塩ビ管
 「楽器の物理学」などには管内壁は金属・木なら空気流体に対して剛性は十分高いので剛体であると見なしてよいとあります。内壁の抵抗値については物理学の本にも記載はありますが材質は関係ないとは絶対間違っています。材質はおろか竹のセミの位置の取り方で鳴りが違ってきます。結局管は剛体と見なせず、共鳴体としての振る舞いが鳴りのよさと決めているように思います。
 その意味では竹主喜も塩ビ管で実験しましたが、2~3本やってそれ以上は意味がないことが分かりました。竹を代わりに実験用に使った方が高いですが意味があると思っています。

ではまた
 

投稿: 竹主喜 | 2004.09.29 14:51

 竹主喜様 こんにちわ

 昔何か制限つけてしまったか自宅PCから書き込みが出来ないで
おります。間の空いたresで済みませんです。

 私の疑問点などもう既に通過しておられるのですね。恐れ入ります。
とても参考になりました。

 お返事を見て自分のフルートの頭管の内側を見てみましたが、私のは
平面でした。(ムラマツフルート製 20年前で10万円程度)
 いろいろあるのでしょうね。

 今週末 作ったG管をもう少し調整してみてその後内側にカシューを
塗ってみようと思ってましたが、土日とも用事が出来てしまいました。
 じっくり参ります。今後ともよろしくお願いします。

投稿: そーれー | 2004.10.01 09:16

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