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2004.06.21

F-2004062-1(F-0c/29℃/女竹-1節/うるし塗)

■実験作成
 本来横笛では竹の根元を管頭にするのですが、竹材購入時に逆に節切りしている竹ばかりまとめてあったので
いっそオクターブ比がどう変わるかの実験になると思い細めを1本入手していました。今気になっている実験を
盛り込んで作りました。

○型番:F-2004062-1(F-0c/29℃/女竹-1節/うるし塗)
○6/19入手の女竹で作成してみる。すぐ使える竹かどうか?
 ※十分乾燥させてあったらしく、炙ってもほとんど油がでない。やや肉厚(4mm)で切った印象は十分堅かった

○節の切り方が根本が管尻側になっている。管尻側の方が管頭より約2mm大きい。オクターブ比はどうなるか
 ※外径管頭(21.2m)、外径管尻(23.6mm)、内径(15mm)、節厚(5mm)、歌口-節(33mm)、温度(29℃)
 ※孔径(歌口-1〜6孔) = 12mm 10-10-10-9-10-10mm
 ※オクターブ比 = 1.92-1.97-1.96-1.97-1.98-2.00-2.01
 ※F管にしては細めなので、指孔小さめで甲音重視にしました。
  オクターブ比は2.01からはじまり2孔まで1.96以上と優秀です。1孔で1.92にさがるのは比較的優秀な数字で
  節抜きの場合とも、管尻が細くなっている場合とも違いが表れませんでした。
  もしかすると管尻に向かって細くなっていないとオクターブ比が大幅に狂うかと思っていたのですが…
 ※音は筒音が若干でにくい他は音程もよく、乙音はよく出、特に甲音がよくでます。
   ただ大甲音が少し痩せているような気がします。

○ワシン合成ウルシの塗装
 甲音重視なので、管内壁を篠笛のように合成ウルシで鏡面仕上げにするとどうかわるかを試してみます。
 今日は一次塗りをしたところまで。今回は室内で行いましたが、溶剤のにおいがするし次回は外でやります。

washin1.jpg
ワシン合成ウルシ

washin2.jpg
F-20040621-1


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